防犯フィルム

被害があってからでは遅いかもしれません

ホントに効果はあるの?

防犯フィルムは既存のガラスにフィルムを貼って、空巣・泥棒など(以下、侵入盗)から犯罪を防止する目的から名づけられています。
防犯フィルムを貼れば空き巣被害などを完全に防ぐことができるものだと考えて方も多いのではないのでしょうか。
アニメや映画でみる拳銃の弾まで跳ね返すような機能を想像しますが、防犯フィルムにはそこまでの強度はありません。
しかし、住まいの防犯対策を考えた場合、確実に効果を見込めます。

侵入盗(空巣・泥棒)は
窓ガラスを割って
侵入しやすい

侵入盗の侵入経路は、未施錠のドアや窓ガラスを割って侵入するケースが多いのです。これは戸建ての住宅に限らずマンション3階以下の場合でも同様です。
防犯対策は窓ガラスを優先させたほうがよいと言われています。

住宅で発生した進入窃盗の
侵入方法別認知件数の割合

一個建住宅における
空き巣の侵入口

共同住宅における
空き巣の侵入口(3階建以下)

空巣・泥棒の侵入経路の8割が窓などの開口部
そのうちの4割が「ガラス破り」によるものです

ではなぜ、窓から侵入するのでしょうか
理由として

・特殊な道具や技術がなくても容易にガラスを割れるから
・通りから死角になる位置に窓があるから
・鍵をピッキング・破錠するよりも目立たないから
・短時間で壊せるから

といった理由から窓が侵入経路によく選ばれます。

侵入盗は侵入に時間が
かかると諦めやすい

5分を超えると約7割が侵入を諦める

つまり、ガラスを割れにくくさせれば「ガラスを割るのに時間がかかる ⇒ 道具を使う(音が出る) ⇒ 人目に付きやすくなる ⇒ 侵入を諦める」という効果を期待できます。

空巣から守られやすいフィルム

空巣狙いの手口で5分以上の時間を要することが確認されているフィルム
侵入に5分以上時間がかかれば半数以上の約7割の空巣・泥棒が侵入を諦めることがわかっていることから、防犯の効果を望むにはその5分の時間を耐えしのぐ性能があることが望まれます。

官民合同会議とCPマーク

増加する侵入窃盗犯罪を減少させるために2002年11月、3省庁16団体(警察庁、国土交通省、経済産業省及び関係する民間団体)による官民合同会議が設置され、サッシ、シャッター・ドア、鍵、ガラス、窓用フィルムの住宅部品に防犯性能基準を設定、性能評価試験を実施し、基準を満たしたものを「防犯性能の高い建物部品」に認定しました。

窓用フィルムは、この基準を満たしたものだけが“防犯フィルム”として認定されCPマーク(ラベル)を貼付することができます。
防犯性能試験に合格した製品を定められた条件で施工した場合、防犯フィルムの表示であるCPマーク(ラベル)を貼付することができます。

防犯ガラス以外の
単板ガラスでは
防犯効果は期待できません!

強化ガラス

名前からして、非常に高い防犯性があるように思えますが、防犯効果は期待できません。
強化ガラスは、一般的な透明ガラスよりは高強度なのですが、侵入者の攻撃に耐えられるほどの強度はなく、防犯目的としてお使いになることは避けた方がよいです。
固い尖ったものでガラスの角を「ポン」と一突きすれば、ガラスは粉々になってしまいますから、空巣に容易に侵入してしまいます。
強化ガラスは割れた際に粉々なるので、破片でのケガがしにくいことがメリットであり、学校などで使用されています。

網入りガラス

網入りガラスは中に鉄線が入っていて、空巣狙いに高い抑止効果があるのではないかと思ってしまいますが、これも防犯効果は低いです。
ではこの鉄線は何のためか?
実は網入りガラスは、防火用のガラスなのです。
ガラス内に鉄線を組み込み、火災の熱でも一定時間保持できるようにするのが目的です。一般的な透明ガラスよりも割れにくいのは確かですが、防犯上の効果はほぼないに等しいといえます。

では防犯ガラスの
防犯効果は?

防犯ガラス

防犯用合わせガラスにはCPマーク対象の製品も数多くあり、これらには高い防犯性能を期待できます。
但し、窓の設置条件によっては防犯フィルムと比較して工事費用、工期、足場の設置など面で、大がかりになる可能性もあるので事前の検討が必要です。

防犯フィルムは、リーズナブルな自衛手段です
是非ご検討ください